交通事故専門家集団による
EDRデータ解析
交通事故弁護士・デジタルデータ鑑定人が集う交通事故のプロ集団が、車両運行データを抽出・解析し、交通事故や車両状態の解析を行います。
EDRとは
EDRとはイベント・データ・レコーダーのことで、衝突事故前後の車両の速度やブレーキのON/OFF、アクセル開度、シートベルトの着用の有無等の各車両運行データを自動的に記録する装置です。
交通事故のプロの弁護士や長年デジタルデータ解析に携わってきた交通事故鑑定人が集う合同会社nitroは、交通事故賠償や車両運行に関する高度な専門知識に基づき、CDRという専門機器を用いてEDRデータを解析いたします。
合同会社nitroのEDRデータ解析による
交通事故鑑定・中古車調査業務
交通事故鑑定~客観・公正な裁判のために
交通事故賠償では、車速、徐行・一時停止の有無、ハンドルの切れ角、合図の有無、シートベルト着用の有無などのほか、多重衝突の場合の玉突/順次の別、いずれが車線逸脱したかなどの事故態様が過失割合の判断に大きく影響し、場合により賠償額が何千万円と変わる可能性があります。
刑事裁判でも事故態様は被告人の刑責の軽重の決定的な要素です。
また、EDRデータを解析すれば、事故前の車両の挙動やどのような衝撃が加わったかを客観的に解明することができます。
中古車両調査業務~修復歴調査による適正な中古車査定
個人・業者の方問わず、中古車の売却・購入時に、過去の事故データが保存されているEDRデータを抽出し解析すれば、購入予定車両が本当に事故歴がないのか、以前どのような事故にあったのかを事前に知ることができます。
EDRが交通事故態様の解明につながる理由
01
令和4年7月から販売される新車にEDRの搭載が義務付けられました。
EDRは、車両メーカーがエアバッグの作動を記録するために開発されたものであり、実は既にエアバックが搭載されているほとんどの車両に搭載されています。そして国土交通省により、令和4年7月から新車販売される、乗用車及び貨物自動車に搭載が義務付けられました。
02
交通事故賠償実務において過失割合の判断材料となります。
今回の法改正で、いずれのメーカーの車両であっても、自車の衝突前後の速度やブレーキやハンドル操作、加速度など事故態様解明に極めて有益な基本となるデータは必ず記録されることになっています。ドライブレコーダーや防犯カメラ映像がない場合にも、EDRデータの利用が可能です。
03
これまで利用されなかったEDRデータを抽出する専用機器CDRの開発
EDRデータは車両メーカーにとって、エアバッグ開発のための自社データのため、一般の方がEDRデータを抽出することができず、開示もされないという事情がありましたが、データを抽出し、証拠となるレポートとして出力する方法として科警研とメーカーの協力のもと抽出専用機器CDRが開発されました。
04
事故時の車両運行データ抽出・CDRレポートの解析を可能とするCDRアナリスト資格及びCDRテクニシャン資格を取得
データの分析には高度な専門的知識が必要であり、試験に合格したCDRアナリストだけが分析可能です。nitroでは交通事故のプロの弁護士3名がCDRアナリスト資格を有しています。また、EDRデータは他の衝撃による上書きなどにより失われてしまう可能性が大きいため、証拠保全のためにまずデータを抽出できる環境が整備されテクニシャン資格が創設されました。
