合同会社nitroのミッション
車両運行技術の先進化と、交通事故態様解明の現状
自動運転を始めとしたADAS等の車両先進技術の発展・普及は、交通事故被害のない安全かつ安心な交通社会の実現に不可欠であり、また渋滞・騒音・公害などの社会的被害の減少や持続可能な開発目標(SDGs)にも貢献し、世界的にも早期の実現が望まれています。
我が国でも令和3年に自動運転レベル3を実現した車両が販売されるなど、内閣府を中心とした官民学それぞれ関係各所が、自動運転技術やその周辺分野で世界の主導的立場をリードしようと日々研究開発に努めています。
他方、そのような人類の未来を変える先端技術であるからこそ、国家や地方、企業、団体、個人というあらゆるステークホルダーの利害が複雑に絡みあい、正常な技術発展を阻害しかねない状況に陥ります。
また、稚拙な技術や行き過ぎた開発により、個人の安全や幸福を損なう恐れもあります。
さらには、技術の先進化により、交通社会の被害者のセーフティーネットとして機能していた刑事・民事の裁判実務を担う法曹三者や、交通事故に携わる関係者はその発展から取り残されようとしています。
安全安心な交通社会の実現への道標を示していくために
このような現状に危機を覚えた交通事故実務のプロの弁護士と、デジタルデータによる交通事故解析を担う専門家が集い設立したのが合同会社nitroです。
nitroは、長年事故現場で生の事故と当事者に向き合ってきた知識と経験に基づき、車両運行に関する技術やその利用方法についての調査・研究を行い、その成果を多数の利害関係者に提供し、正常かつ迅速な車両先進技術の開発をサポートし、これら技術が個人のユーザー一人一人に安心と幸せをもたらす道筋を示して参ります。
nitroは、車両運行技術発展の交通整理をし、安全安心な交通社会の実現への道標を示していきたいと考えています。